外にある洗濯物の物干し台って、風が強い日なんかは倒れてしまうなんて事がありますよね。
雨などで地面が濡れている時に倒れてしまったら最悪です。
場所によっては倒れた物干し台がお家の壁に当たって傷がついてしまったり・・
一番怖いのは、子供が庭で遊んでいる時に倒れてしまうことですよね。
そこで、物干し台が倒れてしまう原因と対策方法を考えてみました。
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目次
物干し台が倒れてしまう原因
通常、物干し台というのはちょっとくらいの強風でも倒れないものです。
それでも、倒れてしまうのはいくつかの原因が考えられます。
主な原因としては、
「ベースが軽い」
「置き場所が悪い」
「地面のゆがみ」
だと思います。
もし当てはまっているなら事故予防のためにも早めに対策をしておきましょう。
物干し台が倒れる原因1)ベースが軽い
物干し台のベースが軽いと倒れやすくなります。
最もありえる原因で対策が立てやすい理由です。
一般的なベースは樹脂、またはコンクリートでしょう。
コンクリートであればある程度の重さがありますが、
運びやすさを考えて、樹脂製(プラスチック)のベースを使っているお宅もありますよね。
樹脂製ベースでも砂を入れれば重くなりますが、多くの場合は水を入れているのではないでしょうか。
実は、水を入れたベースでは十分な重さにならないことが多いのです。
また、自然に蒸発していつの間には軽くなってしまうこともあります。
コンクリートでも樹脂製にしても、強烈な風の時には倒れてしまうことがあるようですよ。
物干し台が倒れる原因2)風が通る場所
風の通り道に物干し台を置いていると倒れることが多くなります。
風が通る場所に洗濯物が干してあるというのは、船の帆が風を受け止めるようなものです。
物干し竿に掛かった洗濯物が横からの風(力)を受け止めるので、テコの原理で足元のベースを傾けてしまいます。
常に風が吹いていたり、周りに比べ強風になっている場所(狭い場所)だと、物干し台が倒れる可能性は高くなってしまいますよ。
物干し台が倒れる原因3)地面のゆがみ
物干し台のベースを置いている地面が歪んでいたり、凸凹になっていると物干し台の安定が悪くなります。
土の上であれば平らにならすだけなので簡単だと思います。
といってもベースを動かすのが大変かもですが・・
まずは、地面の状態を確認しておきましょう。
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物干し台のベースを見直す
物干し台が倒れてしまう最も多い原因は、ベースが軽いことでしょう。
これを解決する方法は2つあります。
一つは、ベースを重くするということ。
もう一つは、物干し竿と一緒に交換する方法です。
ベースを重くする
ベースを重くするというのは、樹脂製からコンクリート製に変えるということ。
と思うかもしれませんが、それだけが方法ではありません。
既にコンクリート製を使っている人いるでしょうしね。
実は、手軽にベースを重くするアイテムが存在しているのを知っていますか?
シンプルにベースに乗せられる重しがあるんです。
画像のようにベースの上に重しを乗せるだけでOKです。
1個が10kgほどなので女性でも持ち運びが出来ますよ。
ベースの重し以外にも、テントの脚を固定する重しとしても使えるので、必要に合わせて使う場面を選べます。
コンクリート製のベースに買い替えるよりもお手軽ですね。
物干し竿と一緒に変える
物干し台を2本連結タイプに変える方法です。
物干し台の棒が1本の場合、どうしても安定性に欠けてしまいます。
なので、2本の棒がくっついたタイプのものに変えてみてはどうでしょうか。
ただし、ベースも2本連結タイプが差し込めるものに変える必要があるのがちょっと大変かも。
おそらくですが、樹脂製ベースは無く、コンクリート製しか選べないでしょう。
ベース、物干し台をまとめて買える必要があるので、買い替えコストが掛かってしまうのがツライですね。
物干し台を置く場所を変える
物干し台を置いている場所が風の通り道になっていると、洗濯物が乾きやすいですが、強風で倒れてしまう可能性も高くなります。
だったら、干す場所を変えれば良いじゃないかってことになりますが、そう簡単にはいきませんよね。
普通は、干せる場所がたくさんあるとは限りません。
となると、今の場所から変えずに対策をする必要があります。
風で物干し台が倒れるのは、洗濯物に強い風が当たることが原因です。
というわけで、風が洗濯物に(強く)当たらないようにしてあげれば良いと思いませんか。
例えばですが、画像のように洗濯物の前に物を置いて、風が真っ直ぐ洗濯物に当たらないようにしてあげます。
洗濯物に当たる風の力が分散されるので、倒れる可能性はグッと減りますよ。
ただし、洗濯物の前に置くものは倒れにくいものである必要があります。
倒れないようにする方法として、上で紹介したベースに重しを追加するのも対策として有効だと思いますよ。
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物干し台の地面を直す
物干し台のベースを置いている場所の地面が歪んでいたり、傾いていると、当然ながら倒れやすくなります。
最も簡単な対策はベースの下に木板などを敷いて出来るだけ水平状態にすることです。
もし、地面が土であればベースを地中に埋めるのも一つの方法ではあります。
すべてを埋めるのは大変ですが、ベースの下半分を埋めるだけでも効果はありますよ。
ただし、もう一つのベースも同じだけ埋めないと高さが揃わなくなってしまうのが問題です。
個人的にはベースの傾きを調整するよりも重しを加える方が簡単で確実だと思います。
洗濯物の偏りが原因になることも
ハンガーの洗濯物が風に煽られると、物干し竿の端の方に偏ってしまうことがあります。
重さが偏ってしまうと、重心が崩れ倒れやすくなってしまいます。
シンプルな物干し竿は安いのが魅力ですが、もうちょっとだけお金を出して、ハンガー掛け用の凹凸が付いているタイプにしておきましょう。
凹みにハンガーを掛けることで、風で洗濯物(ハンガー)が移動してしまうことを防いでくれます。
バランスを崩しにくくなる上、洗濯物が重ならないので、乾きムラも防ぐことが出来ますよ。
もし、物干し竿を買わずに応急処置するには、物干し竿に滑り止めテープを貼る、凹凸のあるシートを貼り付けるという方法もあります。
ただし、強い風やハンガーの素材によっては、それでも偏ってしまうでしょうが・・
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まとめ
物干し台が倒れないようにする方法を紹介しました。
基本的な対策としては、ベースを重くすることでしょう。
現在使っているベース、物干し台の棒が何であっても、重しを乗せるだけで解決になるでしょうからね。
なので、個人的には重しを手に入れるのが最も簡単で無難だと思います。
また、物干し竿はハンガーが動かないタイプ(凹凸タイプ)のものにしておくと完璧です。