何度でも作り直す事ができるということで、保育園などの室内遊び道具として使われる油粘土。
美術を学んでいる学生なんかもモデル代わりに使っていたり、造形作品の型に使ったりしていますよね。(同じものですが、油土(ゆど)と呼ばれています)
何度も成型できるけど、いいものが出来たら固めたいということもあるようです。
しかし、油粘土の特徴って固まらないってことですよね。
そんな油粘土を固める方法があるのか調査してみました。
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目次
油粘土を固めるには?
油粘土ってコネて造形するもの。
陶器と同じようなものと考えれば、焼いたら固まるんじゃないかって思いますよね。
Yahoo知恵袋などを見てみると「焼いたら固まる」って声もありました。
(具体的な理屈は書かれていなかったのですが・・)
しかし、それってホントに大丈夫なんでしょうか?
油粘土って土と油が混ざったものですからね。
焼いたら燃えるような気もします。
「油粘土を焼いたら燃えるに決まってる」って声もありましたし。
で、もう少し調べてみると、どうやらこの「焼く」というのは火で焼くのではなく、電子レンジで温めるということのようです。
「電子レンジの弱で焼く」という声がいくつかありました。
(これも理由はよくわからないですけど・・・)
しかし、残念ながら、どのくらいの時間レンジに入れておく必要があるのかは書かれていませんでした。
というわけで、調べた結果、油粘土を固めるには(信憑性は無いけど)電子レンジで温めるということですね。
でも、実際にうまく固まるかどうかはハッキリとはしていませんよ。
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油粘土以外のものを使ってみては?
油粘土を固めたいということは成型したら作り直さないということですよね。
それならば油粘土ではなく、紙粘土やオーブン陶土を使ってみてはどうでしょうか。
どちらも油粘土よりもちょっぴり高価ですが、固めることを前提としているので扱いは簡単ですよ。
紙粘土
油粘土と違って、主原料が紙の原料であるパルプの繊維になっています。
3日ほど自然乾燥させることで固まるので、油粘土を固める方法を探すよりもよっぽど手間が掛かりません。
ただし、油粘土と違って表面を削って模様を描くなどするのは難しいようです。
削ったときに原料のパルプ繊維が引っかかってしまうことがあり、繊維が飛び出したように見えてしまうようですよ。
また、1日もあればかなり固まってしまうので、時間が掛かるものや、大きい作品には向いていないでしょう。
オーブン陶土
オーブン陶土というのは、「低温度硬化型粘土」と呼ばれるもので、160~190℃で焼き上げることが出来ます。
このくらいの温度であれば家庭用のオーブンレンジでも焼けるんですよ。
1日程度の自然乾燥で少し固まってしまいますが、1日位であれば、少量の水で軽く揉むと柔らかくなります。
大きいものを作る場合にはオーブンもそれなりに広くないとダメですよ。
焼いた後にアクリル絵の具で色付けすることも出来ます。
油粘土のように扱えて、焼くことで固めることが出来るので便利です。
自宅ですべて完結するので、陶芸教室なんかも出来そうですね。
※記事下部に商品をいくつか載せてます。
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まとめ
今回は、油粘土を固める方法について調べてみました。
残念ながら、信憑性のある固める方法は見つかりませんでしたが、意見が多かったのは「電子レンジを弱にして焼く(温める)」という方法です。
具体的に何分位温める必要があるのかはわかりませんが、意見があるということはそれで固めることが出来るのかも知れませんね。
ただ、確実の固めたいのであれば、油粘土ではなく紙粘土やオーブン陶土を使った方が確実です。
もし目的が合致するなら油粘土の代替品として検討してみてください。
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テキスト付きなので、はじめての人でも作りやすい。 - コート剤
耐水・耐油コート剤。食器類を作るなら必須。 - ろくろ
早く綺麗に作るなら電動が便利。ヘラ付きだから加工や模様を入れやすい。
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