座布団の寿命っていつか知っていますか?
毎日使用していたり、時々使用していたりと、使用頻度や年数によっても寿命は変わってくるはず。
でも、実際どのくらいが買い替え時なのか?座布団がどのような状態になったら寿命なのか?を理解している人は少ないですよね。
だからこそ、お客さんが来た際に、寿命が来ている座布団を出してしまうような事になるかもしれない…。
そんな失礼なことをしないためにも、座布団に対しての知識を増やしておきましょう。
そこで今回は座布団の寿命はどのくらいなのか、寿命を判断するポイントを紹介します。
目次
座布団の寿命ってどのくらい?
一般的に座布団の寿命は8年から10年ほどだと言われています。
そのため、ある程度の期間が過ぎたら買い替えることがおすすめ。
もちろん、使用頻度によって寿命は大きく変わってきます。
例えば、毎日使用している方は早く劣化しやすく寿命も短いです。
しかし、行事でしか使用しない場合、寿命は長くなります。
ですが、ここで大きく変わってくるのはケアの方法でもあるのです。
ここからは、座布団の寿命をどのように見分けたらいいのか?座布団を長く使うためにはどのようなケアが必要なのか?をご説明していきます。
座布団の寿命はどうやってわかるのか?
座布団の見分け方ってなかなか難しいです。
しかし、少し意識をして座ってみたらすぐに気づけるはず。
その見分け方とは…
- 座った時に床の感触を感じる
- 天日干ししてもふっくらしない
- 座り心地が良くない(厚みがない)
- 色あせている
- 洗っても汚れが取れない
これらのことに当てはまる場合は、座布団の寿命が来たということです。
座布団は本来ふわふわで座り心地のいいものなので、その部分をしっかりと覚えておきましょう。
少しでも座り心地が良くないと思った場合は、座布団のケアをしてあげることが大切です。
座布団の寿命を延ばすには?
座布団のケアの仕方によって、座布団の寿命を延ばすことができます。
その方法として…
- 天日干し
- 打ち直し
- 丸洗い
があります。
ただ、天日干し以外は専門店へ行きケアをしてもらう必要があります。
その内容は生地を綺麗にしたり、座布団の中の綿をふわふわにしてくれるのです。
これらのケアを行うことによって寿命を延ばすだけではなく、ダニを減らしたりと、座布団を清潔に保つことができます。
お客様を迎えるために、定期的に座布団のケアをするようにしましょう。
ここでおすすめなのはケアをする時期を決めておくことです。
例えば、お正月など…。
なにか行事と一緒にセットで覚えておくことで忘れずに、いつでも清潔な座布団を用意できるとともに、座布団の寿命を延ばすことに繋がります。
低反発座布団の寿命を延ばすには?
最近では感触の良さから低反発の座布団が出ています。
低反発の座布団の場合、普通の座布団と寿命などが違ってきます。
低反発座布団は普通の座布団よりも水分に弱い。
水分に弱いということはカビも生えやすいということに繋がります。
そのため、きちんとケアをしておかないと寿命が短くなり、数年で寿命が来てしまうことも…。
低反発座布団を使用する場合は「通気性をよくする」ことが大切。
これだけ?と思う方も多いかもしれませんが、低反発座布団は水分に弱いので、こまめに湿気対策をしてあげることが何よりも大切なんです。
長期間使用しない場合は、除湿シートなどを敷いてその上に座布団を置いておきましょう。
合わせて、除湿剤を入れておくのも忘れずに。
まとめ
座布団の寿命は…
- 8年~10年が一般的な寿命
- 座り心地に違和感を感じたら寿命
- こまめにケアをすると座布団の寿命が延びる
- 低反発座布団は通気性の良い、日陰で保管する
これらのことがポイントになります。
しっかり覚えておき、いつお客様が来ても恥ずかしくないようにしておきましょう。