この現代社会、社会人の皆さんは忙しい毎日を送られていると思います。忙しない毎日だからこそ、しっかりと睡眠をとって仕事にメリハリをつけたいものですよね。
でも、どれだけやる気があっても寝起きが悪いとそれだけで辛くなってしまいますよね。
寝起きって手に力が入らなくて、体を起こすのもツライし・・
更にひどいのは「手に力が入らない!今日は体調が悪いんだ!だから仕事(学校)は休む!」なんて、意味不明な言い訳してみたり・・・
ちなみに私は毎朝スマートフォンのアラームで起きているんですけど、いつも通りアラームを止めようとスマートフォンを持とうとしたところ、手に力が入らずそのまま落としてしまったことがあります!
床に落ちたスマートフォン。朝から鳴り響くアラーム音。
慌てて混乱する頭とは逆にかじかむように動かない手足に朝から不快な思いをしたのは今でも覚えています。
これはなにか病気なのでは?そう思った私は幼い頃より利用している外科に行き、顔馴染みの先生から意外な事実を知りました!
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目次
寝起きに力が入らない原因、それは……
寝起きに力が入らない理由、それはずばり血圧の低下が原因なんです!
人の体は寝ているうちに徐々に体温が下がっていくんですけど、そのせいで筋力が下がってしまうんですね。
冬場に布団から出たくないのは外が寒いだけじゃなく、体温がいつも以上に下がっているからというわけなんです!
また、起きた後にボーっとしてしまうのは、運動不足やストレスで血管が細くなり、血のめぐりが悪くなって脳に必要な酸素がいかないのが原因なんです。
そしてこれらに共通している原因というのが、眠っている時の呼吸なんだそうです!
無理な体勢で眠っていたりすると呼吸がし難くなって寝苦しくなり、知らないうちに余計なストレスが溜まってしまうんだとか。
出来るだけ正しい姿勢で寝て、深い呼吸を確保することが大事なんです!
おばけよりも怖い!~睡眠麻痺とは~
ところで皆さんは金縛りにあったことはありますか?
実は私、何度か経験があるんです。幸いなことに霊は見なかったですけど。
この金縛りという現象も、実は寝起きの握力低下と繋がりがあったんです!
寝起きに力が入らないのは誰にでも起きることなのでですが、目覚めた後でも力が入らない状態が長時間続くようなら病気の可能性もあるのです。
その病気に繋がる原因の一つが『睡眠麻痺』と呼ばれる睡眠障害なんです。
この睡眠麻痺は金縛りの原因だと言われているものです。
簡単に説明すると睡眠が浅い状態、つまり脳は起きているのに体が寝ている状態です。
目は動かせるけど、体が動かせないということになるのです。
この時ストレスが溜まって不安な状態が続いていると、脳が恐怖心を抱いて幻覚を見せるようになり、それが結果的におばけに見えるというわけですね!
そもそも、この睡眠麻痺はどうして起こるのか?
それはストレスなどを原因とした不規則な生活が引き起こす物なんです。
簡単に説明すると、人は睡眠に入るとノンレム睡眠(深い眠り)、レム睡眠(浅い眠り)、ノンレム睡眠の順で繰り返します。
- ノンレム睡眠:脳を休ませる。体は動く。
- レム睡眠:体を休ませる。脳は活動する。
不規則だったり、多忙な生活が続くと睡眠リズムが崩れてしまい、通常はノンレム睡眠から始まるはずが、身体を休ませることを優先してしまうためレム睡眠から入ってしまいます。
つまり、身体は休んでいるけど、脳が起きているので「起きているのに動けない!」となってしまうのです。
この乱れた睡眠リズムが寝起き時にも引き続いていると、起きた後でも力が入らない状態が長時間続いてしまうのです。
金縛り(お化け)の怖さは無くなったけど、不健康な生活をしているという新たな恐怖が出てきましたね。
金縛りにあっている人は、自分の生活を少し改めてみましょう!
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これをやれば万事解決!誰でも出来る解消法!
さて、いくつかお話をさせてもらいましたが、次はお待ちかねの解消法とその効果をいくつか上げてみたいと思います!
- 枕を変えてみる
姿勢が整うことで眠っている時の呼吸が深くなる。 - 筋肉トレーニング
筋肉がつくことで血管が太くなり、圧迫されにくくなる。 - 寝る前にじっくりぬるま湯につかる
体が温まることでリラックス出来る。 - カフェイン、飲酒の量を控える
興奮状態を抑える事が出来て眠りにつきやすくなる。
個人的には枕を変えるのは効果がわかりやすいと思います。
私は思い切って枕を変えてみたんですけど、寝る時の姿勢が整って呼吸もしやすくなりました!
正しい姿勢で眠ることが出来れば、肩や首に余計な負荷がかかりにくくなって血のめぐりも良くなりますよ!
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まとめ
- 寝起きに力が入らないのは血圧が低いせい。体を温めよう!
- 呼吸を深くして、血のめぐりを良くしよう!
- 正しい姿勢で眠ることが、一番の近道。
- 寝起きの悪さは病気の前触れかも。ストレスを溜めないことが大事。
規則正しい生活を心掛けることはもちろん、快適な睡眠を得るための準備を怠らないようにしましょう!
一流のビジネスパーソンは常にベストパフォーマンスを発揮出来るように、快適な睡眠を得る事を重要視しています。
ライバルより一歩でも二歩でもリードできるように快眠を手に入れて、常にベストパフォーマンスを発揮できるようにしておきましょう!!