宝石やパワーストーンでよく聞く「猫目石（キャッツアイ）」と「虎目石（タイガーズアイ）」。
名前が違うけど、見た目はそっくり。
どこがどのように違いがあるのか気になりますよね。
知っておかないと、勘違いして望まぬパワーストーン効果を得てしまったり、無駄に高い買い物になってしまうかも。
そこ今回は、猫目石（キャッツアイ）と虎目石（タイガーズアイ）の違いや、パワーストーンとしての効果について紹介したいします。
目次
猫目石ってどんな石？
猫目石というのは、キャッツアイ効果が出ている石の事を言います。
名前から「猫目石＝キャッツアイ」と思うかもしれませんが、実は正しくないんですよ。
キャッツアイ効果というのは、”石を丸みを帯びた形にカット（カボションカット）したときに現れる筋”のことを言います。
石に光を当てると、猫の目の光彩のような、細い光の筋が見えるのが特徴ですね。
キャッツアイ効果のある石の種類は？
カボションカットをすることでキャッツアイ効果が現れる石としては、クリソベリルやトルマリン、アパタイトなどがあります。
通常の呼び名は、天然石であれば、「天然石名+キャツアイ」と呼ぶのが定番のようです。
ちなみに、宝石名として「キャッツアイ」とだけ書かれている場合は、「クリソベリル・キャッツアイ」のことを指すことが多いそうです。
また、キャッツアイには天然石の他、安価な人工石やガラスなども存在します。
猫目石(キャッツアイ)と虎目石(タイガーアイ)の違いとは？
猫目石も虎目石も、どちらもキャッツアイ効果が出ている石ではあります。
なので、違いを知っていないとどちらも猫目石（虎目石）と勘違いしてしまうんですよ。
虎目石の見た目
虎目石には、石の中に虎の毛皮に似た、黄色と黒の模様が入っています。
そして、その模様の上にキャッツアイ効果が表れているものを言います。
虎目石の場合は、石の中に石綿が含まれている事でキャッツアイ効果が表れやすくなっているそうですよ。
つまり、虎目石というのは、「猫目石＋虎模様」になっている石ということですね。
虎目石のパワーストーン効果
見た目に違いがある猫目石と虎目石ですが、どちらも魔除けとして使われてきたパワーストーンとしては似ている部分もあります。
効果の違いは、猫目石はどちらかと言えば自分自身の気持ちなどの安定に向いています。
虎目石は、勝負運が上昇すると言われています。
もう少し詳しく紹介しましょう。
パワーストーンとしての猫目石
猫目石は、古くから魔除けの石として扱われていました。
“目”の力で魔を払う効果があると考えられていたからです。
運気が悪い時に身に着けると、運気が良くなる、幸運に恵まれると言われています。
頭も冴えるので、直感力や判断力が上がり、困難を切り抜ける力もあるのだとか。
また、悪縁を切りたい時にもぴったりな石でもあります。
”人間関係で困っている”という時に身に付けると良いですよ。
ちなみに、天然石も人工石も「キャッツアイとしての効果に代わりはない」と言われています。
よっぽど希少な石にキャッツアイ効果が表れていれば、話は別かと思いますが…。
なので、自分が「可愛いな」「身に着けたいな」と思う猫目石を身に付ける事をオススメしますよ。
パワーストーンとしての虎目石
虎目石のパワーストーン効果は瞳が持つ「見通す」力といえます。
猫目石同様にキャッツアイによる魔除けの効果もあります。
虎目石の場合は更に、仕事や勝負事、洞察力や注意力にも効果的なんだとか。
試験を控えている人にもオススメです
アクセサリーとしての猫目石と虎目石
猫目石と虎目石の見た目はよく似ていますが、アクセサリーとして使う場合には若干使い道が違うようです。
虎目石の場合は、黒い模様が入ってしまう為に明るさが無いというデメリットがあります。
高級感はあるとは思いますが。
見た目のせいか、数珠などに使われていることが多いようですね。
猫目石の場合は、虎目石のような黒い模様が入っていないので、ピンクや水色など、石本来の色味を楽しむことが出来ます。
ブレスレットの他にも、ピアスやネックレスにも使われているようですね。
もちろん、そのときの衣装によって合う合わないはあるでしょう。
華やかなドレスなどには明るい猫目石でも合うと思いますよ。
まとめ
見た目のよく似ている猫目石と虎目石ですが、どちらもキャッツアイ効果が現れているという共通点がありました。
違いとしては、虎目石の場合は、石の中に虎皮模様が入っているということでしょう。
パワーストーンとしての効果は違いがあり、猫目石は魔除けや幸運、虎目石は仕事や勝負事に効果的。
猫目石は天然石だけでなく、人工石やガラスなどもあります。
素材に違いがあってもパワーストーンとしての効果は大きな違いは無いそうです。
希少な天然石でなければ、手頃な値段で買えるので、自分の気に入ったデザインのものをアクセサリーにしてみては？
身につける以外にもストラップなども良いかもしれませんよ。
