生まれたばかりの赤ちゃんから敏感肌の大人まで、安心して使えるベビーオイル。
赤ちゃんの肌の保湿や、綿棒浣腸によく使いますよね。
毎日使うものだからこそ、あっという間に使い切ってしまい、手元になくなると焦るもの・・・・
「必要な時にベビーオイルがなくなった!」
そんなとき、家にあるものがベビーオイルの代わりになる物を知っておくと、とっても便利です!
用途別に代用できるものがあるので、ご紹介します!
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目次
ベビーオイルの代用品を用途別に紹介
ベビーオイルが無い時に代用できる物を紹介します。
一般家庭によくあるもので代用できるので知っておいて損は無いですよ。
赤ちゃんの綿棒浣腸に
綿棒浣腸の潤滑剤として、ベビーオイルの代用品として使えるものです。
綿棒にたっぷり含ませて、使用しましょう。
サラダ油
<安全性>
肌に塗るのはNGですが、綿棒浣腸の潤滑剤として少量使用するのはOKです。
<注意点>
肛門に入れる際、多少肌についてしまうので、肌が弱い子の場合は太ももの裏などでパッチテストを行ってから使用しましょう。
オリーブオイル
<安全性>
オリーブオイルには、精製方法が異なる「美容用」と「食用」があります。
同じ原料でも純度が違います。
どちらを使っても大丈夫ですが、「食用」の場合、風味の為に残している不純物が含まれていることがあります。
これが肌に刺激を与えてしまうかも。
どちらかと言えば、「美容用」のほうが安心して使えるでしょう。
「エキストラバージンオリーブオイル」(精製度が高い)は成分が母乳と似ているので、赤ちゃんにも安全です。
ヨーロッパでは生後半年以降の離乳食にも推奨されているくらいですからね。
<注意点>
肌が弱い子の場合は、サラダ油同様に事前にパッチテストを行ってくださいね。
ワセリン
<安全性>
ワセリンは肌に膜をつくり保護してくれます。
肌には浸透しないので安全に使えるんですよ。
医薬品指定されている「白色ワセリン」は、薬局などで700円程度で販売されています。
(薬局行くならベビーオイルを買うでしょうが・・)
病院でも赤ちゃん用の保湿剤として処方されていて、ちょっぴり口に入ってしまっても大丈夫です。
<注意点>
めんぼう浣腸の潤滑剤としての注意点はありません。
ベビーオイルと同じものとして使って大丈夫です。
サラダ油・オリーブオイルよりネットリしているので、めんぼうにつけやすく肛門にも入りやすいですよ。
赤ちゃんのお肌の保湿には
純度の高い医薬品のワセリン・馬油・スクワランオイルがおすすめです。
赤ちゃんの肌にべったりつけるのではなく、薄くのばしてあげましょう。
ワセリン
<安全性>
肌には浸透しないので、安心して使えます。
<注意点>
保湿として肌に塗る場合、塗りすぎないように注意してください。
塗りすぎると、赤ちゃんの毛穴が詰まってしまい、汗疹(あせも)の原因になります。
ワセリンと手にとって両手で温めてから、赤ちゃんの身体に乗せてあげるとよく伸びますよ。
スクワランオイル
スクワランオイルは、主に深海鮫の肝油から作られています。
最近では植物から作られているものもあるようです。
<安全性>
人間の皮脂にも同じ成分「スクワラン」があるので、肌によく馴染み赤ちゃんにも安全です。
<注意点>
割と高価で、店舗での取り扱いが少ないためネットでの購入がオススです。
馬油
馬油は字のごとく、馬の脂肪から作られています。
シャンプーなんかでも使われていますよね。
<安全性>
天然の保湿成分で、新生児にも安心な強い抗酸化力があります。
ウイルスや細菌から守ってくれて、悪い成分が入っていないので新生児にも安心して使えます。
口に入っても安全なので、母乳育児の痛みに馬油を塗るのを進められることも多いです。
<注意点>
純度が高いほうが安全なので、馬油100%のものを選んで購入しましょう。
オリーブオイル
<安全性>
「美容用」の中で純度が一番高い「エキストラバージンオリーブオイル」を選んで、使用しましょう。
美容用の物であれば肌につけるのは当然なので、安心して使えますよ。
<注意点>
「食用」のオリーブオイルを、保湿目的で肌につけるのはNGです!
食べるための「風味」として残っていたほうが良い不純物が、肌には刺激となります。
「美容用」のオリーブオイルのほうが、純度が高く肌に負担がないので、保湿には「美容用」を使いましょう。
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ベビーオイルの原料と使い方とは?
ベビーオイルは「植物油」と「鉱物油」の2種類あることを知っていますか?
植物油の原料は?
木の実や種から作られ、植物由来の保湿成分やミネラルを含んでいます。
「植物性」は酸化しやすいので、冷蔵庫で保存し、封をあけたら早めに使い切るのがポイントですよ。
鉱物油の主原料は?
成分表示には「ミネラルオイル」「パラフィン」「ワセリン」などと書かれています。
鉱物油は石油から作られるのですが、不純物を取り除いてあるので、肌に刺激がなく、肌の保護に適していてとても安全なのです。
石油から作られていると思うと、ちょっとビックリしますよね。
ベビーオイルの基本的な使い道
商品名の通り、赤ちゃんに使うためのオイルで、使い方は様々です。
ベビーオイルの主な使い方を紹介します。
「こんな使い方も!?」と発見があるかもしれませんよ。
- 保湿:赤ちゃんの全身保湿ケア(乾燥すると肌荒れに繋がることも)
- 耳やおへその掃除:綿棒にオイルをつけて、優しくこする
- 便秘:綿棒にオイルをつけて、赤ちゃんのお尻の穴を刺激し排便を起こす
- ベビーマッサージ:肌を傷めないための潤滑剤として
- 乳児湿疹のかさぶたケア:予めオイルでふやかしておき、入浴中に取れやすくする
このように、赤ちゃんのお肌を保湿するだけでなく、汚れを落とすのにも効果的なのがベビーオイルです。
ベビーオイルの代用品にはこんな使い方も
ベビーオイルって大人に使っても大丈夫です。
そして、ベビーオイルの代用品も大人に使うことが出来ます。
大人の肌には美容効果があるものを
大人でも、ベビーオイルを使っている方もいますよね。
- 保湿
- マッサージ
- クレンジング代わり
これらの用途で使うのであれば、ワセリン・スクワラン・美容用オリーブオイル・馬油がベビーオイルの代用として使えますよ。
その中でも、美容効果が期待できるものは「スクワランオイル」です。
スクワランオイルは高い保湿力があり、肌のバリア機能を高め、正常な状態にしてくれます。
肌の奥まで浸透し、肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)を促して、シミやくすみのアンチエイジン効果も期待できるんだとか!
ちょっと高価なので、赤ちゃんにもママのお肌ケアにも使っているとコストが掛かってしまうかも・・
家族みんなで使えるものは?
赤ちゃんや兄弟など、家族みんなで使える物があると嬉しいですよね。
家族で、いろいろな用途に使えるものが「馬油」です。
馬油は抗酸化作用と抗炎症作用があるので、ウイルスや細菌から肌を守ってくれます。
- 虫刺され
- 火傷
- 傷口
ちょっとした傷や炎症に使えるので便利ですね。
代用する上での注意点
ベビーオイルの代用品を赤ちゃんに使う場合、次のことを気をつけておきましょう!
使用期限を守る
赤ちゃんの肌はとってもデリケートです。
安全なオイルでも、使用期限をすぎているものは使わないでくださいね。
いつ開封したのかわからないものも、使用は控えましょう。
食用オイルを保湿に使わない
サラダ油や食用オリーブオイルは、とても酸化しやすいオイルで不純物が含まれています。
保湿剤代わりに肌に塗ると、刺激が強すぎて、肌を痛める原因になります。
また、肌で油が酸化してしまうと、炎症が起きニキビなど肌トラブルが起こります。
「食べても良いもの=肌に塗って良いもの」とは限りません。
異常があればすぐ止める
開封したばかりで安心なものでも、肌に合わないお子さんもいます。
ベビーオイルでも代用品でも可能性はありますよ。
赤みがあったり、塗ると不機嫌になったりする場合は、痛みやかゆみが起きている可能性があるので、使用を中止しましょう。
純度が高いものを選ぼう
「純度が高い=不純物が含まれていない」ので、赤ちゃんの肌にも安心です。
成分表を見て、添加物がいろいろ含まれていないか、チェックしてくださいね。
商品を比較し、純度が1番高いものを選びましょう。
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まとめ
ベビーオイルの代用品を紹介しました。
ベビーオイルが無い場合、ベビーオイルが肌に合わない場合は代用品を検討してみてください。
赤ちゃんにも使えて安全なものをご紹介しましたが、すべての赤ちゃんが肌荒れを起こさないわけではありません。
赤ちゃんの様子を観察し、肌に負担がないか確認し、子供にあったものを選んでくださいね。