掛け布団のカバーの中で布団が偏って首元や足下が寒くなった経験はありませんか?
寝返りをしたり、ベッドメイクで布団を整えたりしていると布団カバーがずれてしまうんですよね。
そこで今回は掛け布団と布団カバーがズレル原因と対策方法を紹介します。
目次
布団カバーがずれる2つの原因
掛け布団と布団カバーがズレる原因は主に2つあります。
- 掛け布団と布団カバーを紐で結んでいない
- 掛け布団と布団カバーのサイズが合っていない
これら二つの原因について少し解説します。
布団カバーの紐を掛け布団に結んでいない
多くの布団カバーの内側には(少なくとも)4角には紐がついていて、布団の角には布団カバーの紐を通す輪っかがついています。
この紐を輪っかに通してしっかり結んでおくことで布団カバーの中で掛け布団が暴れるのを防止します。
で、この紐が解けているから布団カバーがズレてしまうということがあります。
寝返りをしたり、布団を整えたりしていると自然と布団を引っ張ってしまいますよね。
この時に布団カバーの紐が解けてしまうことがあるのです。
まずは、布団カバーの紐が解けていないか確認してみてください。
下に解けにくい紐の結び方を紹介しています。
布団カバーと掛け布団のサイズが合っていない
布団カバーと掛け布団を紐で結んでいても布団カバーがズレルということは、掛け布団のサイズよりも大きい布団カバーを使っているということです。
掛け布団と布団カバーがセットになっているものを購入した場合には、このようなことは起こりません。
けど、布団カバーは気に入ったデザインを使いたいですよね。
サイズの確認を忘れた場合や、少しサイズが合わないけど気に入ったデザインだから選んだ、なんてこともあるでしょう。
でも大丈夫です。
サイズが合わないからと布団カバーのズレをあきらめる必要はありません。
下に掛け布団と布団カバーのサイズが合わない場合の対処方法を紹介しています。
掛け布団と布団カバーの紐の結び方
布団カバーの内側4角には紐が出ています。
掛け布団の4角には、この紐を通せるようになっています。
この紐をしっかりと、解けないように結ぶことで、布団カバーがずれることを防止できます。
「結んだ紐がすぐにほどけてしまう!」という人はこの動画を参考に結んでみてください。
布団カバー以外でも使える紐の縛り方
慣れるまで練習が必要ですが、靴ヒモなど様々な場面で使える「イアンノット」という結び方です。
ほどけにくく、素早く結ぶことが出来ます。
掛け布団と布団カバーのサイズが合っていない時の対策
掛け布団と布団カバーのサイズがあっていない場合、たとえ紐をしっかり結んでいたとしても余計なスペースがあるせいで中の布団がかたよってしまいます。
カバーが大きいせいで中の布団がズレるのであれば、簡単な対策がとれます。
- 足側の布団カバーだけをつまんで中の布団を首側へ寄せます
(足側の紐は解いておきましょう) - 足側の布団カバーの余った部分を折りたたみます
- 折りたたんだ箇所を大きめのクリップや安全ピンなどで解けないようにしましょう(布団カバーを強く引っ張るとクリップが取れたり、安全ピンが曲がったり、針が通っている箇所が破れる可能性があるので注意してください)
ずれない布団カバーの選び方
ずれない布団カバーを選ぶには、まずは掛け布団を確認する必要があります。
確認するポイントは
- サイズ
- 布団カバーの紐を通す輪っかの数(位置)
サイズを確認する
掛け布団と布団カバーのサイズはぴったり同じである必要はありません。
少しくらいであれば布団カバーが大きくても問題なく使えますからね。
例えば、シングルサイズの掛け布団とセミダブルサイズの布団カバーでも良いです。
(JIS規格 シングル:150×210 セミダブル:170×210)
横幅20cm程の差であれば特に問題ないでしょう。
布団カバーの紐を通す輪っかの数(位置)
掛け布団の4角には輪っかが付いていて、布団カバーの紐を結べるようになっています。
商品によっては結ぶ箇所が6か所や8か所の物もあります。
掛け布団のサイズが大きくなると結ぶ箇所が増えるようです。
掛け布団についている輪っかの数と位置を確認して出来るだけ同じ数の紐がついている布団カバーを選びましょう。
安いからと言って古いタイプの布団カバーを買ってしまうと、紐自体がついていないことがあるので気を付けてください。
購入時に布団とカバーがセットになっているものを選ぶと間違いありません。
一人用のサイズであれば6か所タイプをオススメします。
4か所タイプの場合、布団が中で”くの字“になってしまうことがあります。
すぐに直せますが寝ている時だと嫌ですよね。
6か所タイプであれば左・右側の真ん中でも留めることができるので、”くの字”になる心配もありません。
掛け布団カバーの掛け方は下の動画を参考にしてみてください。
簡単に装着できる布団カバーもある
紐にボタンがついているタイプ
布団カバーについている紐にボタンがついているタイプの物があります。
掛け布団の輪っかに紐を通して、結ぶのではなくボタンでパチッと留めるだけでOKです。
結び方が悪くて解けて、布団カバーがズレルという心配が無くなります。
力や細かな作業が必要無いので、小さいお子さんやお年寄りでも簡単に留められるのです。
カバーが大きく開くタイプ
コの字型やL字型にファスナーがついている布団カバーがあります。
布団カバーが大きく開くタイプで、掛け布団を布団カバーの中に詰め込む作業が簡単になります。
布団カバーをつける作業って意外と時間が掛かるんですよね。
布団カバーが大きく開くと作業が簡単になるので時間短縮になるし、小さいお子さんに手伝ってもらう事もできます。
子供が自分で布団カバーの交換が出来るようになればお母さんの負担も減るし、何より子供の成長も感じられますよ。
布団カバーを買い換える時にはコの字ファスナーを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は布団カバーがズレル原因と対策について紹介しました。
布団カバーがズレル主な原因は布団カバーと掛け布団がしっかり結ばれていない、または掛け布団に対して布団カバーが大きすぎるということです。
対策の基本は掛け布団と布団カバーのサイズを出来るだけ揃えることと、布団カバーから出ている紐を掛け布団の輪っかにしっかり結び付けることです。
解けない紐の結び方や布団カバーが大きすぎる場合の対処法を確認して実践してみてください。
「どうにもならん!」って時には布団カバー買い替えを検討してみてはいかがでしょう。
その時には掛け布団のサイズと輪っかの数を確認して最適な布団カバーを選んでくださいね。