大人になって歳を重ねれば重ねるほど、実年齢より若く見られるのはうれしくなりますよね。
そして、若く見られるための努力をしている人はたくさんいると思います。
若くいるために食事や運動など様々なケア方法がありますが、質の良い睡眠をとることも体の内側からキレイになるためにとても大切なことです。
アンチエイジングに気を付ける事といえば主に、食事、運動、スキンケアを思い浮かぶと思いますが、これらは意識しないと継続するのが難しいですよね。
- 食事 ⇒ 家族にも同様の食事を食べてもらうことになる。外食することもある。時には高カロリーなものを食べたい
- 運動 ⇒ 悪天候な日は外では出来ない。怪我をすることがある。時間があまりない。
- スキンケア ⇒ 疲れていると手抜きになってしまう。化粧水や乳液などの買い替えが大変。
特に、年齢が出やすいと言われるお肌のケアには気を付けたいですよね。
けれど、疲れているときには手入れが面倒になったりしませんか?
どんな人でも疲れに関係なく毎日必ずしていること。
それは”睡眠”です。
睡眠中は成長ホルモンが分泌され肌のダメージを回復してくれます。
つまり、肌の若返りに最も簡単な方法は”睡眠”だと言えます。
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目次
何故、睡眠が肌の若返りに効果あり?
人間は睡眠中に成長ホルモンを分泌します。
成長ホルモンは脳下垂体から分泌され、体の組織の成長を促してくれます。
特に成長期には成長ホルモンの分泌量で身長の伸びに大きく影響があるといわれています。
また、筋肉の増強にも影響があり、運動後の筋肉の超回復に必要なタンパク質の合成を助ける役目もあります。
人の肌は約4週~8週周期でターンオーバー(生まれ変わり)を行います。
しかし、加齢とともにターンオーバーに時間が掛かるようになっていきます。
そのため、肌のダメージの蓄積であるシミやシワが増えていくのです。
成長ホルモンはこのターンオーバーを促す機能があるのです。
つまり、たくさん分泌することでシミやシワの侵攻を抑えることに期待ができるということです。
成長ホルモンが特にたくさん分泌されるのは、眠り始めてからの3時間です。
眠り始めの3時間は深い眠り(ノンレム睡眠)の割合が増え、この時間帯に成長ホルモンがたくさん分泌されます。
そして、徐々に分泌量は減少していきます。
最初の3時間に質の良い睡眠をとり、成長ホルモンの分泌を促すことが大切です。
質の良い睡眠をとるためには?
質の良い睡眠を得るためには心身をリラックスさせ、体温を調整しておく入眠準備と自分に合った寝具を揃えておくことが大切です。
入眠準備に関しては、忙しかったり、疲れていたりすると全てを実施することはできないかもしれませんので、出来そうなことは準備しておきましょう。
自分に合った寝具を揃えておくことは、最初に費用が掛かってしまいますが、特別に意識しなくても(半自動で)質の良い睡眠がとれることに繋がります。
質の良い睡眠は心身の健康にも良いので自分だけでなく家族それぞれに合った寝具を揃えることをお勧めします。
入眠準備
- 就寝する3時間前には食事を済ませておく
- 夕食以降のカフェインの摂取を控える
- 軽い運動やぬるめのお風呂に入って深部体温を少しあげておく
- 就寝1時間前にはパソコンやスマートフォンの使用をやめる
- 部屋を薄暗くして落ち着いた音楽を聞いたり、アロマなどでリラックスする
自分に合った寝具を揃える
- 寝具は保湿性、吸透湿性、放湿性が大切
- 起きている時の感覚でなく、眠っている状態を想定して枕を選ぶ
- 枕は”寝返りがしやすい”、”首と敷布団に隙間ができない”、”直立時と同じ顔の角度になる高さ”が選ぶポイント
- 敷布団は横になった時に”背筋が直立時と(ほぼ)同じ姿勢になる”、”重み(体への負担)が集中している箇所がない”がポイント
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まとめ
- 睡眠中に成長ホルモンが分泌される
- 成長ホルモンは肌の生まれ変わりを促し、シミ・シワを抑える
- 成長ホルモンがたくさん分泌されるのは眠り始めてからの3時間
- 質の良い睡眠をとり、成長ホルモンの分泌を妨げないようにする
- 質の良い睡眠をとるためには入眠準備と自分に合った寝具を揃えることが大切