日々の疲れを癒すには質の良い睡眠は非常に大切です。
しかし、忙しい生活だと睡眠時間も限れてしまいますよね。
しっかりと睡眠をとらないと身体の疲れ、目の疲れ、脳の疲れが十分に癒されず疲労が蓄積してきます。
疲れが蓄積していくと、仕事の効率は下がり、ストレスも増え、不眠につながり、体や精神に悪影響を及ぼします。
睡眠の大切さと、快眠するためのポイントをまとめました。
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目次
睡眠が大切な理由
人は日々の生活の中でたくさんのエネルギー消費活動をしており、そのエネルギー消費により疲れを感じてしまいます。
エネルギー消費による”疲れ”は体を動かすことによる身体的疲労と思考や緊張することによる精神的疲労があります。
栄養補給やマッサージや趣味に没頭することで身体的または精神的疲労のどちらかを癒すことができます。
質の良い睡眠をとることは身体的疲労と精神的疲労、どちらも癒すことができます。
十分な睡眠をとらない生活を続けていると、日々のストレス(精神的疲労)が蓄積していきます。
徐々に寝つきが悪くなる、夜中に何度も目が覚めるなどが頻発し、不眠症や精神障害(うつ病、適応障害など)を引き起こします。
日々が忙しいとなかなか十分な睡眠時間を確保することも難しいかもしれません。
次に挙げたポイントは限られた時間でも可能なので、これらを実践しながら毎日の睡眠の質を少しでも良くしてください。
また、週に1日~2日は十分な睡眠をとってください。
快眠するためのポイント
軽めの運動をする
寝る1~2時間前に軽い運動をすることで快適に眠ることができます。
運動をすると血管が拡張され体温が上昇します。
体温が上がった状態から睡眠時の深部体温の低下との落差が大きくなるので気持ちよく入眠できるようになります。
ただし、激しい運動をすると深部体温の低下を妨げてしまうので避けましょう。
ジョギングやウォーキングなども良いですが、仕事から帰って着替えてまた外に出るということが面倒だという人も多いと思います。
そういった場合、室内で出来る運動として踏み台昇降運動やスクワット、ヨガなどをやってみてはどうでしょうか。
ジョギングや踏み台昇降運動であれば5分~10分程度行うだけで効果があるので、帰宅後の時間を圧迫せずに済みますよ。
リラックスする
就寝1時間前にはスマートフォンやパソコンの使用をやめましょう。
スマートフォンやパソコンに使用されているLEDの光にはブルーライトが多く含まれています。
ブルーライトは太陽の光(青空)と同じく視覚から吸収されると脳を覚醒状態へ促します。
就寝時には脳が休める状態にしてやりましょう。
読書(電子書籍ではない)をしたり、ヒーリングミュージックやアロマなどで心を緊張状態から解放してあげましょう。
照明を薄暗く(視覚から光を入れない)してやることで脳が入眠の準備をしやすくなります。
飲み物に注意
コーヒー、紅茶、栄養ドリンクなどカフェインを含むものは脳を覚醒させてしまうので、就寝前に飲むことは控えましょう。
わかっていても気に留めず飲んでしまっていることがあるのでしっかり意識しましょう。
温かい牛乳やハーブティーなどは身体を温め、リラックス効果も期待できます。
ただし、就寝直前ではなく、眠る1~2時間前に飲みましょう。
就寝前に飲むと深部体温が下がり難くなってしまいます。
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まとめ
- 身体的疲労、精神的疲労を回復するには質の良い睡眠が大切
- 十分でない睡眠が続くと、精神障害などの健康被害を引き起こすことがある
- 就寝する1~2時間前に、軽めの運動をする、心を落ち着かせる、カフェインを摂らない