私達に安らぎを与えてくれる低反発の枕。
ずっと使っていると臭いや汚れが気になってしまいますよね。
低反発に限らず、枕ってどうやって洗えば良いのかわかならいことないですか?
で、私は洗い方も知らないまま、丁度天気も良かったので洗濯しようと洗濯機に入れたのです。
しかし!
なんと枕が原型をとどめない程ぐちゃぐちゃになっていたんです!!
これはどういうことだと調べてわかったんですけど、低反発の商品って洗濯したらダメなんだそうです!
長年愛用していただけにショックでした……。
なぜ洗ってはいけないのか、そしてどうお手入れするのが正解なのか。
もしもまだ知らないという人、これから枕を洗おうと思っている人がいるのなら、後悔しない為にも是非私のお話を聞いていってください!
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目次
知っておいて損はない!柔らかさを演出するその正体とは……。
あなたがいま使用している低反発の枕、そもそもどういう素材で出来ているかはご存知ですか?
多分そこまで気にした事はないと思います。
私はそうでした。
一番重要ともいえるこの柔らかさを生み出しているのは、ウレタンという特殊なスポンジのような素材なんです!
このウレタン、ほとんどの低反発の商品に使われているんですけど、柔らかくて圧力を分散することに優れているのですが、残念なことに通気性が悪くて夏場なんかは熱が籠りやすいんですね。
その為、寝汗を吸収するとかなり臭うので適度にお手入れをすることが大事なんです。
けれど、普通の枕のように洗濯をしてはいけません!
絶対NG~洗ってはいけないその理由~
では、洗濯するとどうなるか?
使いものにならなくなります!
同じ経験をしたことがある人なら当時を思い出して胸が痛くなったはずです!
なぜ洗濯をしてはいけないのかというと、ウレタンという素材はとても脆くて、水の重さに耐える事が出来ないからなんですね!
- 水の重さに耐えられず、中の素材が砕けることがある
- 水を吸うと一週間以上乾かないこともある
- 乾きにくいので、湿気から雑菌が繁殖しやすい
「なら天日干しをすれば良いのでは?」と思うかもしれませんが、この天日干しという行為も実は逆効果なんです。
なんとウレタン素材は水だけでなく紫外線にも弱い困ったちゃんなんです!
水と同じように、長時間紫外線を当たることで、どんどん劣化してしまうので天日干しは絶対に避けてください!
これだけ見ると「低反発ってダメな商品なんじゃ……?」と思うかもしれませんが、ちゃんとお手入れをすれば良いだけの話なんです!
次はそのお手入れの仕方についてお話しちゃいますよ!
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これで安心!枕に優しいお手入れの仕方!
さて、まるで良いところのない様に思える低反発枕ですが、その寝心地の良さは何物にも代えがたいですよね!
というわけで、少しでも長く使い続ける為のお手入れの仕方をお話させてもらいます!
陰干し
しつこい様ですがウレタンは紫外線に弱いので、日に当ててはいけません。
陰干ししましょう。
とはいえそのまま陰に置いただけでは生乾きになったり、カビが生えたりと衛生面が気になります。
奥まで乾かすことが難しいので、風当たりの良いところに斜めに立てかけたり、接地面(下側)を通気させるためにも洗濯カゴなどの上に置くのが良いです!
枕カバーを変える
枕本体は洗えないので、枕カバーは最短で2、3日置きには洗うようにしましょう!
枕カバーを洗っている間はバスタオルを巻いて代わりに使うのも良いですよ!
除菌・消臭スプレー
陰干しや枕カバーを洗っても衛生面が気になる人は、除菌・消臭スプレーをかけることをオススメします!
軽く吹きかけるだけなら水分吸収による劣化の影響はないので安心してください!
絞ったタオル
枕についたシミや汚れは、固く絞ったタオルで叩くようにして拭いてください。
この時、タオルはぬるめのお湯に浸けておいた方が汚れは落ちやすいですよ!
正直手間ばかりかかって面倒くさいですけど、その手間暇が最高の寝心地を与えてくれていると思えば安いものだと思いませんか?
手のかかる子ほど可愛いとも言いますし、積極的にやっていきたいですね!
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まとめ
- 低反発枕に使われているウレタン素材は脆い。普通に洗濯したらダメ!
- 水に浸したり紫外線には当てず、陰干しで自然乾燥させよう!
- 長く使うためには細かいお手入れ必要!
快適な眠りをエンジョイするのはあなた自身!
自分で使うものだからこそ、大事に使っていきたいですね!
大切に扱えば、きっと枕も答えてくれますよ!