体育が苦手な子供たちにとって、体育の授業はまさに苦行。
他の教科と違い、チームで活動することも求められます。
「自分がうまく出来ないせいでチームが負けてしまった」
そんなことを考えてしまうと、なおさら体育に苦手意識を持ってしまいます。
もちろん運動が出来るようにはなりたいけど、どうしたら良いのかわからないものですよね。
教えてくれる人、励ましてくれる人がいないと努力もできないです。
親としては、子供の苦手なものを1つでも減らしてあげたいと思うのは当然。
子供は体育の時間が憂鬱で仕方がないが、どうしたらいのか分からないと感じているはずです。
運動音痴というのは改善することが出来ることを知っていますか?
あなたにできる方法はどのようなものでしょうか?
ぜひ、参考にしてみて下さい。
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目次
体育の苦手意識を克服しよう!
体育が苦手と感じている子供の多くは、体の動かし方を知らないようです。
小さい頃から走って転んでを繰り返すうちに自然と体の動かし方を学ぶはずです。
- 走る→筋力がつく
- 転ばないように走る→走る姿勢を学ぶ
- 転ぶ→咄嗟に手を前に出す(地面に手をついて顔を守る)ことで反射神経を鍛える
授業ではないけど、これも体育ですよね。
どうして体育が苦手なのか
体育が苦手という子供は、「他の人より圧倒的に出来ていない」という意識を持っているはずです。
「出来なくても良いから楽しめ!」と言いたいとこですが、これは大人の意見。
子供社会ではそうはいきません。
やはり人並み程度には出来たほうがよいです。
となると、体育が苦手という意識を払うには運動が出来るようになる必要があるんです。
体の動かし方を学ぶ
運動が苦手と感じるの人は、自分の思ったとおりに体が動いていないはずです。
つまり、イメージする理想の動きと自分の体がかけ離れているということですね。
イメージに近づけるためには2つの要素が必要です。
一つは筋力(体幹)、もう一つは反復練習。
走って転んでを繰り返すのと同じことです。
もう少し詳しく説明しましょう。
筋力(体幹)を鍛える
筋力を鍛えるからといって筋トレをする必要はありません。
子供であれば、とにかく走るだけでも十分です。
ルームランナーなどではなく、出来れば学校の校庭や広い公園の芝生などが理想です。
例えば、フリスビーを自分で投げて、自分で走って追いかけてキャッチする。
これだけでも十分な運動になります。
ポイントは子供が楽しめるということ。
特に運動が苦手な子供の場合、走ってると転ぶことがあるはずです。
楽しめていないと転んだら「やめる!」というかもしれません。
だからこそ、転んでも続けたいと思うようなことが理想なんですね。
次に、転んだ時に親が手助けしないこと。
運動(スポーツ)に怪我はつきもの。
ちょっとした擦り傷などで辞めていたら体育の苦手意識を払うことなんて出来ないですよ。
とにかく反復練習
走って転んでを繰り返すことも反復練習ではあります。
これだけである程度は運動が出来るようになるはずです。
けど、技術が必要な競技は練習が必要でしょう。
どんなに脚が速くても、いきなりホームランが打てるバッターにはなれませんよね。
イメージしている動きと自分の動きが合っているかをチェックしながら何度も繰り返すしかありません。
筋力(体幹)を鍛えるのは、イメージと自分があまりにかけ離れすぎてしまうことを防ぐためにも必要なんです。
イメージと違いすぎる→結果が出ない(うまくいかない)→やはり自分は運動音痴だからイメージには近づけない→やめる
という思考になりかねません。
最後は根性
体育の苦手意識を払拭するにはある程度運動が出来る方が良いですが、すぐには結果は出ません。
明日にはクラスのスターになれるなんて夢みたいなことありえないですよね。
なので、大切なのは継続できるということ。
体育が苦手で悔しい思いをしたら、その悔しさをバネにして体を鍛えるしかありません。
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運動系の習い事をする
自分だけ、家族だけで体育の苦手意識を払うのが難しい場合は、運動系習い事に通ってみるのも良いかもしれませんよ。
費用はかかりますが、その分、半強制的に継続することができますから。
どんなスポーツでも良いですが、基本は子供が興味を持ったものをさせてみてください。
最近では、運動塾や体育スクールというものもあります。
子供の発育とスキルに合わせて楽しみながら運動をしようというものらしいです。
体育の苦手克服の第一歩としては良いくらいの難易度かもしれませんね。
ある程度、運動が出来るようになったら他のスポーツも始めやすくなりますよ。
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まとめ
体育の苦手意識を克服する方法について紹介しました。
基本的には運動の基本である、「走る」ことを繰り返すのが手っ取り早いと思います。
まずは体の動かし方、イメージ通りに動かせる筋力(体幹)を鍛えることから始めてみてください。
これが出来るようになれば、後は応用になってきますからね。
家庭だけでは継続が難しい、手伝えないという場合には、習い事に通わせるのも良いと思いますよ。
体育・運動の苦手意識を克服するには、体育・運動を繰り返し、継続することが一番の近道です。