赤ちゃんが寝返りができるようになると心配になるのが、うつぶせ寝です。
呼吸が出来なくて窒息してしまうのではないかと気になってしまいますよね。
うつ伏せになっていると仰向けにさせるお母さんもいるのではないでしょうか。
しかし、うつぶせ寝を赤ちゃんが成長する中で自然な事です。
むしろ仰向けにばかりさせる事の方がデメリットがあります。
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目次
赤ちゃんのうつぶせ寝はさせないほうが良いのか
結論から言うと、うつぶせ寝をさせるべきです。
赤ちゃんのうつ伏せには様々なメリットがあるのは確かですが、何よりこれは遺伝情報に組み込まれたごく自然なことだからです。
窒息してしまうのではないかと心配になり、仰向けにしてしまうのは赤ちゃんからすれば不自然なことです。
実際に、仰向けにさせることのデメリットもあります。
うつぶせ寝をさせる条件と予防して危険回避する
しかし、うつぶせ寝は窒息の危険があるのは事実です。
ですので、条件と予防が大切です。
- 赤ちゃんがうつ伏せの状態から自分で顔を横に向けることができるようになっていること
- 寝返り返り(仰向け→うつ伏せ→仰向け)ができること
個人差があるので、生後●●ヶ月~などはハッキリと明言できません。
少なくとも上記の二つが出来ていることが必要です。
また、布団やパジャマにも気を付けましょう
- 柔らかい敷布団の上には寝かせない
⇒ 顔が沈み込んで窒息する可能性がある。寝返り返りが難しくなる。 - 枕、クッション、ぬいぐるみ、おもちゃなどを一緒に置かない
⇒ 鼻や口をふさいでしまう可能性があるものは必ず片付ける。 - 首元が緩い、フードがついているパジャマは着せない
⇒ 寝返りをした時に顔の方へずり上がったりすると鼻、口を塞ぐ可能性がある。 - 厚着させない
⇒ 元々体温が高く、体温調節がうまくできないので、暑すぎると脳がオーバーヒートしてしまって、呼吸を止めてしまう可能性がある。
うつぶせ寝を練習する
寝返り、寝返り返り、うつ伏せ時に自分で顔を横に向ける練習をしておくことで、うつぶせ寝による窒息の危険を自分で回避できるようになります。
■寝返りの練習
- うつ伏せにする
⇒ 足を持ってゴロンとうつ伏せにしてあげると寝返りのコツを少しずつ覚えていきます。 - 赤ちゃんの横から同じ目線で遊んであげる
頭を持ち上げる為の首や背中の筋肉が少しずつ鍛えられます。 - すぐに仰向けに戻す
この時も足を持って戻してやることで寝返り返りのコツを覚えていきます。
ミルクを飲んだ後や授乳直後は吐いてしまうことがあるので気をつけましょう。
■寝返りが出来るようになったら
- 赤ちゃんの横から同じ目線で遊んであげる
⇒ 反対側に回るなどして、赤ちゃんが自分で顔を横に向けれらるように練習しましょう。 - 寝返り返りを手伝ってあげる
⇒ 自分で寝返り返りが出来るようになる(コツをつかむ)までは軽く押してやるなど、少しだけ手伝ってあげましょう。
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まとめ
- うつぶせ寝は自然なことなので防止する必要はない
- 布団やパジャマなど、環境を整えて危険を回避する
- うつぶせ寝を練習しておく