赤ちゃんがアトピー肌で対策に悩んでいるお母さんはたくさんいらっしゃると思います。
それが第1子であれば余計にどうすれば良いかわからなくて困ってしまいますよね。
まずはお医者さんに診てもらい、お薬(ほとんどが塗り薬)をもらって使ってみると治ったり治らなかったり。
治っても薬をやめるとまた発疹したり。
情報を探せばたくさんの対策を見つけることができます。
そして殆どの情報が「保湿」と「清潔」を保つということでしょう。
しかし、寝具に関して、「どのような物を選ぶべきか」を書かれている記事があまり見られなかったので、当ブログでまとめてみます。
スポンサーリンク
目次
アトピーとアレルギーの違い
アトピーでもアレルギーでも寝具の選び方は同じですが、基礎知識として違いを簡単にまとめます。
アレルギー
そばアレルギー、猫アレルギー、花粉症など、特定の食物、動物、植物に対して過剰に免疫が働いてしまい、体に異常が出てしまうことです。
アトピー
多くの人が何ともないような刺激に対して何かしらの変わった反応がある体質のことです。
例えば、化繊を含む衣類を着たときに肌に触れるとかゆくなったりする体質などです。
まとめると以下のようになります。
アレルギー:免疫の異常反応
アトピー:”免疫の異常反応”だけでは説明がつかない反応
アレルギー体質というのはアトピー体質というものの一部ということです。
身体にやさしい寝具選び
アトピー肌の大敵は「乾燥肌」で、対策として保湿クリームを塗ることが多いと思います。
保湿はとても大切ですが、睡眠中の汗に対しても対策をしていますか?
保湿クリームを塗りすぎると汗の蒸発を妨げ、身体がベタベタになってしまいます。
また、湿疹している箇所がジュクジュクになっていると、布団が肌に触れたまま乾燥するとくっついてしまいます。
布団を剥がすのは自分(赤ちゃん本人)ではなくお母さんです。
肌に布団がくっついているか確認せずにそのままベリッと剥がしていませんか?
布団選びのポイントは以下になります。
(※アトピー肌に限らず、赤ちゃん用として選ぶポイントになります。)
寝具選び
素材表記が「綿」、「木綿」、「コットン」の物を選びましょう。
「綿」、「木綿」、「コットン」は表記は違っていても全く同じものです。
「ワタ」という植物からとれる繊維で出来ており、植物性です。
「真綿」は選ばないようにしましょう。
「真綿」は蚕の繭から出来ているもので動物性に分類されます。
動物の毛に対してアレルギーがあるかもしれないためです。
特にカバーは綿(木綿、コットン)100%の物にしてください。
素材が綿であれば、保温、吸湿、通気性が優れているので汗によるベタつきを抑えることができます。
素材に漂白、脱臭、抗菌、防虫加工を施していないものを選んでください。
赤ちゃんは何でも舐めたり、口に入れたりします。化学薬品を使っていない物の方が安心です。
丸洗いが出来るものにしてください。
常に清潔に保つことが大切なので、洗濯できる物の方が清潔を保つ手間が減ります。
織り方がガーゼのようになっていると更に良いです。
通気性が良く、肌に触れてもくっつき難いので肌がジュクジュクになっていても安心です。
スポンサーリンク
まとめ
- アレルギーはアトピーの一部
- 素材は綿(木綿、コットン)の物を選ぶ
- 特にカバーは綿100%にする
- 真綿は表記が似ているが選ばないように注意
- 漂白、脱臭、抗菌、防虫加工をしていないこと
- 丸洗いができること
- ガーゼのように織っていると尚良い