夏の熱帯夜に寝つきが悪いのは暑さのせいだと思っていませんか?
夏に寝つきが悪くなるのは、もしかすると体の冷えが原因かもしれません。
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目次
暑いのに何故冷える?
オフィスワークをしている人は一日中エアコンの効いた室内にいますよね。
さらに、冷たい飲み物などで体温は下がってしまいます。
人間は体温が下がると内臓の温度が下がりすぎないように血液を内臓へ送ろうとします。
このとき、体の末端部(手足)の血管が収縮して血液の運びが少なくなり、手足が冷えてしいます。
手足の血管が収縮して血液のめぐりが悪くなると、肩こりなどにつながるだけでなく、リンパの機能も低下するので、足のむくみの原因にもなりえます。
日中の冷え対策
日中に体を冷やさないためには、エアコンに当たりすぎない、冷たい飲み物を飲まないなどが必要です。
しかし、社内でエアコンを切るわけにはいきませんね。
そんなときは出来るだけお腹(内臓)を冷やさないようにする必要があります。
服の内側に腹巻をするなどして、身体の外からの冷えを防ぎます。
また、飲み物は出来るだけ常温のものを飲みましょう。
体が冷えていると感じる時は暖かい物を飲むことも大切です。
手足の冷えを感じる時は5~10分ほどウォーキングをしてみましょう。
炎天下の中を歩くのはつらいので、オフィスよりすこし温かい場所を休憩、気分転換に歩いてみましょう。
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寝る前は体温をすこし上げる
冬に手足が冷えてなかなか寝付けない経験があると思います。
夏でもエアコンで冷えた室内に薄着でいると冬と同じような環境になってしまい、日中の冷えと同じように内臓の温度を下げないように働き、手足が冷えてしまいます。
人は体の中の温度(深部体温)が上がっている状態(平常時か少し高い)から下げていき、体温の落差が大きいと気持ちよく眠りに入ることができます。
この時、手足から放熱し、深部体温を下げるように働きますが、手足が冷えていると、うまく放熱ができず寝つきが悪くなってしまいます。
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深部体温の下がりすぎを止める為、手足の血管を収縮する
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深部体温がある程度上がらないと、手足の血管の収縮が戻らない
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放熱が出来ないので、深部体温の低下(落差が生まれない)がないので寝つきが悪い
深部体温を下げやすくする
就寝前に深部体温を少し上げておくことで、手足からの放熱を促し、深部体温の低下で体温の落差が生まれ、気持ちよく入眠することが出来ます。
深部体温を上げるために就寝の2時間前にぬるま湯に入りましょう。
軽めの運動を行うなどが効果的ですが、夏場であれば、エアコンの温度を高め(28度くらい)に設定しておき、お腹周りを温めておきましょう。
寝る少し前にマッサージやストレッチなどをしてリラックスすると共に、深部体温を少しだけ上げておきましょう。
睡眠時もお腹周りが冷えないようにしておき、エアコンは切っておきましょう。
扇風機などで空気が部屋の中を循環するようにすることで室温の上昇を抑えることができます。
扇風機の風が直接体に当たらないように気を付けましょう。
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まとめ
- 夏はエアコンや冷たい飲み物などで身体が冷える
- 内臓の温度低下を抑えるため、手足の血管を収縮して内臓への血流を促すため手足が冷える
- 腹巻などで腹部の温度を下げないようにする。冷たい飲み物を控える。
- 冷えを感じたら5分ほどウォーキングをするなどで体温をあげてやる
- エアコンの温度を高めに設定し、腹部が冷えない対策もしておく
- 就寝前に深部体温を少しだけ上げておく
- 睡眠中はエアコンは切る。扇風機の風を体に当てないように部屋の空気を循環させる